たったひとりのくろいひつじだと
いじけとほこりでいきていた
こういをうけとらず
じぶんのなかにいた
だれのせいでもないそらなのに
いつのまにかだれかせめていた
ただしくいきたいと
じぶんのなかにいた
だけどそんなあるひ
ふとそらをみれば
むれをなしでとんでく
わたりとりがいた
まわりつづく
ちきゅうのうえにいた
はるかとおいしまをめざすむれは
ただいきるためにいきていた
せいぎもあくもない
いのちがみちていた
じょうしきにしばられたくなくて
くろいひつじをえらんだけれど
うけいれてくれよと
さけんでいただけさ
なにもかもが
かかわりあってる
くろいひつじなんて
どこにもいないよ
どこかでいま
だれかがほほえんだ
ながくとおいときをかけて
おもいあがるじぶんぶんにきがついた
あいされずにいたのは
じぶんのせいだった
ぷらいどをすてて
ながれにのりたい
ひとになるまえの
いのちになりたい
きっといつか
じぶんはきえるだろう
だれもみんな
おなじものなのさ
うちゅうをつくる
いちぶなのさ
じゆうになれるだろう
みらいはかわるだろう
じゆうになれるだろう
みらいはかわるだろう