はるがこいしいときはみみをすましでごらん
ふゆのこえがかすかに‘またね’とつげている
すこしまえのあのさよならにこころはいまもしばられている
ゆめはゆめのままひびはすぎさってあしもとからつたわりだすのゆきのりぐれっと
ほんとうのきもちずっといえないまま
ふたりあるくふゆのながいゆうほどう
ときめきのうらでむねしめつけるせつなさは
はじめてしるおとなびたこいひとりねむれないよるをすごし
うしなってみてからのほうがあなたのかおのかげりにきづくなんて
ふゆはいつものようにただそこにあるだけ
なぐさめなんてしないただそこにあるだけ
どうかゆるしてこのおもいをしなせて
ふるえてるこころいまもうごけなくて
はやくよるよあふれるなんでぃあをこおらせて
いきづりのこいとどこがちがうのかはかるまで
ゆきのはなをながめながらあなたのこえをあのぬくもりを
わすれたくてわすれさせてまちはあおくだれもむぐちで
たかがこい…されどこい…にじみにつぶやくおろかものゆえ
うしなってみてからのほうがあなたのあいのふかさにきづくなんて
はるはいつものようにほほえんでいるだけ