いろんなひとたちがあたしにわらいかけてくる
あたしはいちいちわらいかえす
さいきんそんなのがふえてきた
へやにまよいこんだげはちょう
そとにでることがわからなくて
みつがすいたくてたまんない
あたしはそれをみていた
じとじとするくうきのなかで
スカートのすそがほつれた
ああもうだめだ」とぼやいた
そのむこうにあるあしたは
あたしをまってはくれないのに
へやにまよいこんだあげはちょう
まどからにがそうとしたら
はねがちきれてとべなくなった
あたしはそれをみていた
イライラするへいきのなかで
じとじとするくうきのなかで
スカートのすそがほつれた
ああもうだめだ」とぼやいた
わらいかたもいたについて
きづかないうちに
ちょうちょうはただおちていくざっとうとそうおんのなかへ
きれいなあかとくろのもようは
コンクリートにとけた