何気ない空焦てく朝焼けの赤
始発のベルが目覚ましのように鳴り響く

苦闘点のない責められる毎日の中
夢の続きを追いかけては見失う

うつむいたまま 止まったまま 無口な交差点
信号はまた青に変わった 誰もが皆歩き出す

今日もきっと悩んで挫けそうでも
今を明日を もっと信じていたくて

今朝のニュースも消費される雑踏の中
大切なこと誤魔化したくはないのに

他人事のような顔して並ぶビルの隙間を
擦り減った靴と生まれたての風が通り抜けてく

悪戦苦闘した昨日がぎゅっと胸しめつけても
今は前だけをずっと見つめていたくて

そっとそっと 新しい日差しが意味を変えるよ

今日もきっと探し続けてゆく
今を明日を ずっと信じているから