最後の電車気になる腕時計
何度目? 見つめる仕草
少し大きめのシャツの袖の先
握り返した手のひら
あの人の言葉真似したらキュンとなる
不思議な居心地
脳裏で 今周り出した記憶 小さな幸せ
独り自転車を押す帰り道
ゆらり浮かんだ月が
急に神秘的にさえ見えてくる
何か違うんだ今日
何故切なくなるの? あんなに楽しかったのに
次いつ会えるかな何処で何してるかな?
まだ浅い恋試してもいいのかな血が速く流れる
距離はもうこんなに近いのに見えない壁がある
一秒ごと一言づつ階段をのぼるように
高いトコへ近いトコへ急いでる
これから先どうなるのか見えないから気になってる
震えている胸の奥は心地よい
新しい不安が募るほど前のが消えてく
だからギュッとしてあなたの事だけ大好きよ
大好きよ