いまこのときに
すべてがおわる
いろをなくしてゆくまちのなかで
とざかるすがたみつめた
さよならをきりだしたのはわたしのほて
おなづいたよこがおをぼんやりとみてた
やさしいからあなたからはいえないでしょう
わかってたひとみにはうずてないこと
じゃねえなんてわらってる
わたしのこころが
いたみのゆくえさがしてる
そのゆびさきでふれたほほんいは
かなしみのなみだがこぼれおちる
どうかふりむかないでいて
いまこのときに
すべてがおわる
ふたりであたこのまちのなかで
ひとりきりかたずむわたし
はじまりがおなじでもたどりつくところが
ちがうのはそうだれのせいでもないけど
あなたのしきさわらいこえやさしいまなざし
もどれないいのにさがしてる
そのゆびさきでふれたかみには
かなしみのあめだけがふりしきる
どうかふりむかないでいて
いまこのときに
すべてがおわる
ひとなみにきえたうしろすがたに
もういちどさよならすげる
そのゆびさきでふれたほほんいは
かなしみのなみだがこぼれおちる
どうかふりむかないでいて
いまこのときに
すべてがおわり
あなたのいないひびがはじまると
ものくろのまちがおしえる