あまいあまいときのなかで
たしかなことはなにもなくて
あしたをつげるかねのおとにおびえて
こころにつもるはいのなかで
かけおりるかいだんのとちゅう
ガラスのくつはささえてくれないの
ひえきったこのこえが
きれいなことばでつむぐうそを
かがみのなかでみていたの
にせものドレスでおどりつづけるのを
じゅうにじをさしたとけいが
きみのまほうをといてゆくの
いたいよ
あわいろでぬりつぶした
けしきがにじんでくかわいてきえてく
あまいあまいときのなかで
ふたしかなこえにしがみつく
やくそくのないあしたにおびえてる
こころにつもるはいのなかで
あまりにももろくくだけてく
ガラスのくつのかけらがつきささる
やぶれてくこのこころを
つぎたして
ほぐれていがんでく
かがみのなかでみていたよ
しあわせ」のいみをわすれていくのを
じゅうにじをさしたとけいが
きみのまほうをといてゆくの
いたいよ
あわいろからじゅんばんに
きえてくの
きらきらひかるあの日々も
じゅうにじをさしたとけいが
きみのまほうをといてゆくの
いたいよ
さよなら
きっとみてたのは
しあわせなまぼろし
じゅうにじをさしたとけいが
きみのまほうをといてゆくの
いたいよ
あわいろでぬりつぶした
けしきがにじんでく
かわいてきえてゆく