きえてゆくゆめのなか
さきほこれば
なきさけぶやみのなか
ふりつもれば
ふかいやみにかぜがふく
さいてはちるはなびらが
ゆびさきにとまりきえる
ひびきわたるふえのねのよう
はかなくいきて
ちりゆくさだめ
とじてゆくせいのなか
きみだけをだきしめて
さきほこりふりつもる
ゆきげしきのよるに
ふきすさぶゆきのかぜ
あいだけはきえないで
このこころきえさって
はいになろうとしても
ふゆのそらよるのやみ
かなしくてさみしくて
うごかないこのからだ
さけべばきえてゆく
ひびかせるこえにのせ
おもいだけとどかせよう
さってゆくきみだけは
ゆめにきえぬように
たちすくむむなしさに
ふゆざくらまいおちる
のこされたてのなかに
くろくそまってゆく
とじてゆくゆめのなか
かなしみをこえてゆけ
わたしにはゆるされぬ
しろいひかりはなち
ふきすさぶゆきのはな
あいだけはのこされた
このこころきえさって
はいになったけれど