あるひとつぜん
あたしのこころにさいた
かかえきれないほどの
おおきなはなび
くらやみのなかでしか
かがやけなくて
あなたにとどくころには
きっとなくなってしまうの
でもかなわないなら
そらのひろさをしりたくなかった
なんておもわない
だっていっしゅんでも
かがやけたこと
ほこりにおもうから
むねいっぱい
きょうもさいているはなび
とどけたくてこぼれる
おおきななみだ
あなたのことおもう
じかんがふえて
やさしさやつよさのいみが
ちょっとだけわかってきたの
でもかなわなくても
そらにむかって
ひらいたはなびは
ずっとたからもの
だってまたあたらしいあたしにあえて
うれしくおもうから
でもかなわないなら
そらのひろさをしりたくなかった
なんておもわない
だっていっしゅんでもかがやけたこと
ほこりにおもうから