きみとあの日にのこしたやくそくのはてに
わたくしはとうめいになっていくのだろう
いまさらぜんいなんてにあわないとおもうけど
すこしすくわれるかな
このおもいでのむこうがわにたどりつけばよい
わずかなきおくをいだいてねむってそれでもけせないなみだなら
なんだっていいこのあしたのために
うんめいりょくなんてしんようしない
されどひとはみだすのさ
なまえのないものがたりに
そう、このせかいでまた
きみがあの日にみせたやくそくのかたちを
わたくしはいつまでもわすれないだろう
いまでもこのむねをこがしつづけている
だからふみだしていける
ひつようだったのはちいさなひとつのゆうき
だいじなきもちをたぐりよせてそれでみちないかけらなら
もうまよわないこのあしたのために
てんさいりょくだってばんのうではないされどひとはしんじるのさ
なまえのないものがたりを
きみにいいたいことはたくさんあるが
しんじなくていいただひかりのさすほうへ
わすれかけていたこころのきずだけどふりまわされたくはない
いらないのならすててしまえばいい
せいぞんりょくなんてこのさいいらないきせきよりはたいせつじゃない
だからこそ
わずかなきおくをいだいてねむってそれでもけせないなみだなら
なんだっていいこのあしたのために
うんめいりょくなんてしんようしないされどひとはみだすのさ
なまえのないものがたりに
まだ
このせかいで
あの日のつづきをさがしている
そうさしった