あかねさすきみのうつろいゆくかげをもとめ(もとめて
うちなびくくろかみかすかなのこりがさがして(さがして
せつなききおくたどるももいろのゆめ(つきにかおるもものか
なみだのひとみわけもしらずに(いきるわけもしらず
ときはかみふぶき(ときはかみふぶき
ちりゆきてかぜのおとになる(うでのなかでおとになる
ひさかたのあめはりょうげんのほのおをぬらし(ぬらして
ささなみのあやしきおもい*のかけらをかきけす(かきけす
こいはつちふかくしずけくくちはてる
てのひらからこぼれるつきくさのいろ(かぜにゆれるつきのよ
きえゆくさきはほしもみえずに(ひかるほしもみえず
ときはゆめおぼろ(ときはゆめおぼろ
あわいにしずみてみうしなう(むねのなかでみうしなう
むらぎものこころはいくせんのなみをかさね(かさねて
うつせみのいのちにちいさきはなびらゆらして(ゆらして
みずはふりしきりよるはいてゆるむ
たまかぎるはろかなひかりゆくすえをてらし(てらして
うばたまのやみきりさくことのはさえふりしく(ふりしく
あいはそらはてるあしたによみがえる