わかれのきせつにゆれる
はかないいちりんか
おなじぬくもりのかぜを
だれもがさがしてあるいてる
であいはそれにながれる
おぼろぐものしたで
かさなりあうとけいのはりのように
ゆっくりとゆっくりとゆっくりと
まわりはじめる
みじかいはりがきみなら
ながいはりがぼくで
おなじじかんをきざみながら
なんどもすれちがいまたであい
あるくほばはちがっても
えがくみらいがおなじなら
だいじょうぶまたおなじばしょからはじめられるから
がんばったけどだめだったね
まけちゃったけどかっこよかったね
いろんなたねをもらった
ことばがこころにみずをやる
みじかいはるにさくゆめ
ながいふゆをこえて
こころのおくに
あつめたたねは
どんなひかりでそだつのだろう
ほこどうのかげにさくはな
だれのためにあるのだろう
だれのためでもないよとかがやく
きみにてらされてる
おもいがことばにかわるよ
ことばがひかりをよんでる
ひかりがほらかげをつくる
かげでひとはつよくなれる
つよさがやさしさにかわる
やさしさがであいをよんでる
であいがみちをつくる
このみちにまたおもいをきざむ
みじかいはりがとまれば
ながいはりもとまる
おなじいたみをわけあえること
いつしかよろこびにかわるから
だれもがひとりひとついっしゅんいちびょういちどきり
まきもどせないときを
ためらわずいきてゆける
そんなであいをさがしてる
ひとりひとついっしゅんいちびょういちどきりであえてよかった