かいがんれっしゃにはいつしかひとかげもまばら
まちをはなれやまにはいまも
うすゆきのなごり
わかれのそのあさにわたしはただなきながら
ドアのなふだをはずすあなたをだまってみていた
さけさけさくらにじむなみだもあざやかに
ティレティレさくらいたむこころにふりつもれ
じんせいははるのよう
すべてがああゆめのなか
かいがんれっしゃにはやがてわたしひとりきり
でもいきなくちゃまたあしたから
おもいでにかえて
あれほどあいをふたりかさねてちぎっても
ひとつになれぬしょせんおとことおんなでは
やさしさをありがとう
さよならああてをふって