にしへいくでんしゃのまどにちかづいたうみ
きたかぜがすこしまぎれてくびをすくめる
ねえなつのまえのああさよならか
たのしみにしてたきせつつれていった
うみにいかないままなつがおわった
きのはやいみずぎさえあたらしいまま
こごえそうなそらのあおささびしげなくも
めをとじればなつのひざしただようなみま
ねえなつのまえのああやくそくは
まもれないままでひとりすてにきたの
うみにいかないままかぜがかわった
しろいはだきにしてたもどれないなつ
うみにいかないままとぎれたこいも
いつかおもいでになるもどれないなつ
ひやけのあとのないなつがおわった
きのはやいみずぎさえあたらしいまま