ゆめはたおやかにいつもながれゆく
ゆうぐれのくもをひとりおいかけながら
うしなうあらそいをいつもつづけていた
ひとりをあいしさびしさにしばられて
きのうよりもとおくえきみにはぐれたみちを
あの日のわかれみちを
もうすこしだけとおくえたどりつくとしんじて
かえらぬひとのまぼろし
なにかあいするときなにかがきえてゆく
かげろうのようにこころはいつもゆれて
きずついたじゆうだけがはかなくものこる
きせつはめぐりほほえみはかえらない
きのうよりもとおくえきみにはぐれたみちを
あの日のわかれみちを
もうすこしだけとおくえたどりつくとしんじて
かえらぬひとをおもい
おわらないおわらないさまよいきせきをしんじて
きのうよりもとおくえきみにはぐれたみちを
あの日のわかれみちを
もうすこしもととおくえたどりつくとしんじて
かえらぬひとのまぼろし