ささやかだけどしあわせだったそんなひびもあっただろう
あおあおとしたういういしさにゆるやかにとけこんでいた
いつからだろうふたりのきょりはちぢむことはなくなっていた
くろぐろとしたぎょうぎょうしさにやすらぎはなかった
まだひとみはとざされたままでゆらめいて
まだことばはとざされたままでせいじゃくのときに
ふたりでいてもひとつになれずばらばらとおとをたてる
でもこのゆびわをはずすことはできない
まだこころはとざされたままでほほえんで
まだふたりはとざされたままでこのへやで
ああ、ただ、ただ、むなしさのなか
かぞえきれないうそでよごしてもしがらみからのがれられずに
まだひとみはとざされたままでゆらめいて
まだことばはとざされたままでささやいて
まだこころはとざされたままでほほえんで
まだあいするふりをつづけてるせいじゃくのはてでずっと