あのとひびかせてむらだちはいさむ
いざやおにどのへそのくびをうたんと
くれかかるそらにせきじをうちすて
まもらうおもかげまなぶたにみだれる
ほむらをかかげよときのこえをよぶ
こよいかえるみちなどいらぬ
くちはてたこのほねにただはながさけばいい
あらぶるそうがにかばんえりるいと
ありしひのゆめはちりじりにこぼれる
ちにぬれたとものくちびるはうたうさらばいとしこよすこやかにうきよと
そのうたをやいばにすくむあしをかる
かたりつがうなまえはいらぬ
くちはてたこのほねにただはながさけばいい
いつかときはすべてをさらいひかりさすこのおかを
またおさなごはかけるだろう
よりそいゆくいきよはうそどほねにさくそのはなに
きみがほほえめばいい