どこかでこえがねじれる
だれかのなげきをつげるかぜが
ここにはつかぬと
うらみるくさりはたえぬ
つらなるひかいをうたうかぜが
そこにふきかうと
かねはいずれなる
せめてくいのなぎもとめて
ものくらきあのとにまどう
さらばひかりとざす
るぼうのはてに
こころさまようだけ
おもいがくさりはじめる
よどんだきぼうでかたむかべが
そそりはばかると
かねはきずにとう
かさとなるよりかせぐひに
さかるこころよびかける
せめてくいのなぎもとめて
ほのぐらきいのちにまどう
さらばひかりとざす
るぼうのはてに
こころさまようだけ
まようなかれ
かえらぬざんめつのみちをすぎゆき
なきかのたまにたむく
せめてついのときをこえて
このくらきおのれをとしして
さらばひかりとざす
るぼうのはてに
ひとりさまようまで