お決まりのフレーズは引き出しの中へ
何よりも振り切って声を出してみる
鏡の奥まで目を凝らして
ジグザグな道を抜け 居合わせた影も
曇る窓へ描くように 縁取ってほしい
言葉で透き通ったり縮む幻
射し込めた陽を踏んで 跳ねた色も
少しだけ好きになる
ねえ、今が隠されちゃう前に
意外な魔法をかけあって
わからなくて「わからないね」って話したい
風が触った後に見つけた匂いが
雨みたいに光ってる
空白の問題は白色の文字で
何よりも単純に書きとってみる
鏡の奥まで目を凝らしている
いつか同じことを思えたらいいね
射し込めた陽の色も
飾り気のない街の色も
増えながら また新しくなる
傘の縁が触れるように
いびつな輪を重ねあって
何気なくて変な続きを予感したい
風が触った後に見つけた匂いが
雨みたいに光ってる