じだいのはてにおぼろづきのかかるよる
かたまりとかしたかげうごめく
てんにとわれる「われはいずこにありや」と
なもなきゆえひとなり
さびたおいかぜせいにうけてはいずりすなをかみまえをむけ
うすぎたなれたこのてでさばきを
こどくにわらいあかいやみをきるあすはいらない
ひかるよあけのしろいまくがあくただひたすらにいまをきれ
てんがつめより「われのあるしぎ」をとう
かえすべきことばなく
すえたやせいがよみがえりざらつくてのひらでかきむしる
かざられたしょうきがはじける
こどくがわらいせいにおびえたしこうがほえる
まだねむらないひがのぼるまでさいごむなしきやみにちれ