もしも愛なんてものに
すがらなくても僕らが幸せに
楽になれるだろうか
誰も知れぬいつかこの先が

あれそれと失い続けて
僕は一人でここに伝っている
背中を押す生死と繁生
戯れ風を身に受け惑わされぬよう
吉兆な縁を磨きます
すくむ足に無知を打って睨む
僕がいないかもしれない明日に
後を残すため今爪を研ぐ
綴る言葉すべて遺言です
君に伝わるように喋ります
守りたい選べない
ああ君以外

もしも愛なんてものに
すがらなくても僕らが幸せになれたなら
楽になれるだろうか
誰も知れぬいつかこの先でどうなっても
君がいればそれだけでいい
君がいればそれだけでいいのに

何が大切であるかを
これだけ生きてもまだ言い淀む
目で喚く方って行詞して
他の何かを見失いそうになる
恐れを知らぬ過ぎたあの時みたいに
怖がらずに愛したい
世間知らずと言われても構わないから
疑わずに信じたい
約束破りも裏切りも祈って
涅槃すべてを許したい
僕を好きだという君が大嫌い

もしも愛なんてものが存在しえない
悩ましいだとしたら君を今
求めてることの説明がつかない
孤独で不確かなことでも
君といればそれだけで

終わりのない終わりを
果てのない果てを見たい
美しい地獄から
君にもう一度だけ

もしも愛なんてものに
すがらなくても僕らが幸せになれたなら
楽になれるだろうか
誰も知れぬいつかこの先がどうなったとしても

守りたいものから失ってしまう
それでも諦められないのは
ね、こんな世界に
僕はまだ絶望していないから
触れて誓って愛して