わらいごえはるかにうすぐもりそらのした
いつものかえりみちおなじうたくちずさんだ
つないだゆびはほどかれることなく
だれもがしんじていたゆるやかなみちのり
ときがとまることをあんあにもし
ねがっていた
なつがきてあきがきてふゆがきて
そしてはるがきて
いくどとなくそれをくりかえしてたね
いつだってどんなにはあなたがいて
そのよこでわたしはわらっていた
ふたりでいるのがもうせつなくてくるしくて
すれちがうあしたにめをふせてふりかえった
すべてがきえゆくはずもないけれど
のこしたあしあとにただせをむけながら
ときがもどらないならなにもかも
おいてゆくわ
こいをしてゆめをみてなみださえなつかしいままに
こわれてゆくきもちもとめられなくて
けれどまた「こんどこそ」そうおもって
しんじていくのでしょう
ひとをわたしを
なつがきてあきがきてふゆがきて
そしてはるがきて
いくどとなくそれをくりかえしてたね
いまごろはみたこともないそらのしたで
くらしてるでしょう
どこまでもつづくそらをみている