あかくそのみをふるわせしずかにいまゆうひがしずむよ
ちいさな「さよなら」とぬれたほほをかくすようにそらはくれていく
きえてくせなかにちぎれるほどてをふる
あおいわかれのいたみをだいてきみははばたく
いのってるここでいのってるそのねがいがとどくひを
やみをうめていくようにほしをえがいていくように
きらめきとなみだをたたえまちのあかりがともりはじめる
はるかかぜにゆられてはながれていくうすいくものなみ
いのちつきるまでぼくはきみとおなじときをきざんでいくから
つかれはてたときはいつでももどっておいで
ゆめをのぞむはねのいろまばゆいきみのつばさ
はなれてもたとえはなれてもみまもりつづけるよ
いつかあたらしいまちできみのねがいがかなう
いとしいそのめざしがぼくをわすれたとしても
あおいわかれのいたみをだいてきみははばたく
いのってるここでいのってるそのねがいがとどくひを
やみをうめていくようにほしをえがいていくように
きらめきとなみだをたたえまちのあかりがともりはじめる