あなた だけ いて くれれば いい
もう ほかに
なにも いらない
ながれる ときに
みを ゆだねて
つきあかりの なかに いたい
その せなか
そっと ふれながら
ぬくもりに
ほっと している
さがし もとめた
わたしの いばしょが
いま たしかに ここに ある
あらしの ような かんじょうが
とおりすぎた あとの
おだやかな きもち
あいよ
もう うごかないで
このまま ずっと
わたしの そばで
この てを
のばせば とどく くらいに
ちかくに いて
あさに なっても
あなた しか
そう みえていない
おもう だけで
くるしく なる
はじめて あった
あの しゅんかんから
とりこに なってしまった
もしも せかいに おわりが きても
むすばれた ままで
はいに なりたい
あいよ
もう うごかないで
ふたりの きょりが
かわらない ように
きすを
なんども できる くらいに
わたしたち は
ああ えいえんに
なぜだか なみだ あふれて くるの
うまれてきた いみを
しって から
あいよ
もう うごかないで
このまま ずっと
わたしの そばで
この てを
のばせば とどく くらいに
ちかくに いて
あさに なっても
あなた だけ
いて くれれば いい