くちはたてたかいろうはつたのもりにしずみ
かえらぬものがたりがきりのなかにひそむ
こだまのささやきにめざめゆくおもい
うたげのまぼろしをただりながら
ひとりただまいおどる
みなぞこのさいだんに
ささげるはなのいろはしろく
ほろびにねむるみやこいとおしむように
いまさきほこれ
いてついたすいしょうは
はくあのかべをてらし
えいこうのおもかげがなみのおくにともる
はるかときをこえてたましいはめぐり
なつかしきこきょうへ
ついおくのかけらいだいてつどう
みなぞこのさいだんに
いのりをよせるうではほそく
おうこくのなきがらに
とどかぬゆびさきははかない
つきかげあびてゆれるみずかがみに
そっとひたした
はだしのあしはかすかにふるえ
よるのせかいはあおくすべてをそめて
ながいかみのたゆとうみぎわを
しずかにくるみこむ
せいれい-たちがとわにまどろむくにへ
とけあうように
すいみゃくふかくまじりあい
いにしえのていえんへと
いくたびてをのばしもとめる
いまみちびいてわたしをよぶあのばしょへ
みなぞこのさいだんに
いのりをよせるうではほそく
おうこくのなきがらにとどかぬゆびさきは
つめたくとおいさいだんに
ささげるはなのいろはしろく
ほろびにねむるみやこいとおしむように
いまさきほこれ