町のあちこちには空き家をよく見るが
土足で訪れちゃいけない
道を歩く人がこちらを見ているが
誰も声をかけちゃくれない
夢はいつかこの町で暮らすこと
見えないあの人たちと話すこと
崩れかけた軒先をくぐり抜け
ここにかつていた人に会釈して
町のあちこちにはお墓をよく見るが
それが誰の墓か知らない
夢はいつかこの町で暮らすこと
見えないあの人たちと話すこと
今はただのゆきずりの人として
一人で今来た道を戻るだけ
町のあちこちには空き家をよく見るが
土足で訪れちゃいけない
道を歩く人がこちらを見ているが
誰も僕のことは見えない
見えない
見えない
見えない