あるよるのことだれにもみせれぬ
かおでかえってきた
すべてをすてようとひをつけたときに
ひかりがさしこんでそこには
なにかをさしだすかみのすがたが
そこにはありました
てのひらのうえにおかされたすなどけい
すなはいってない
"きみのおもいでをこのなかにいれなさい\"といわれ
きえていった
あなたのことおもいでしたときには
ほら
ああもどれないかけがえのないあなた
もうまよわずにいくすなをみつめながら
たくさんつもったすなどけいみつめ
かおのまえになった
ひとつぶひとつぶのすなのひょうじょう
おもいだされて
"きみのおもいでがこのなかにありますよ\"ときこえ
むねをうった
あなたのことわすれられないいまは
どうして
ああもどれないかけがえのないあなた
もうまよわずにいくすなをみつめながら
ああすぎたいくときだけがけをかえて
もうつもることないぼくのすなどけいは
かみのすなどけい