もくとめがあったそのしゅんかんに
みえないてがのびてきて
なにかだいじなもの
ぬすまれた
わたしはじめはきづかなかった
むねのどこかすうすうして
あながあいたみたいに
おぼれる
そんなせつなさを
あいとしらなくて
とつぜんのこどくに
ふるえていたの
Two roses
(たとえば)
もしもきみがばらなら
(このまま)
このかびんにかざって
ずっとながめるだけでいい
ゆびもふれずに
Two roses
(たとえば)
もしもきみがばらなら
(えいえん)
ここでみとどけさせて
はながかれてもおちても
きみのすべてがいとしい
あいとはいつもとげがあるもの
まもりながらきずついて
あかいちのしずく
ながしてる
ゆめのみかたがわからなかった
こころがおさなすぎて
ときはとまらないってじじつ
どんなやさしさも
とてもはかなくて
あふれだすなみだを
ぬぐえはしない
Two roses
(たとえば)
もしもこれがこいなら
(ふたりは)
そっとひとみをとじて
きおくのかだんにおもいを
うつしましょうか
Two roses
(たとえば)
もしもこれがこいなら
(おねがい)
なにもかわらないまま
だれにうちあけることもなく
いのちもえつきるひまで
Two roses
(たとえば)
もしもきみがばらなら
(このまま)
このかびんにかざって
ずっとながめるだけでいい
ゆびもふれずに
Two roses
(たとえば)
もしもきみがばらなら
(えいえん)
ここでみとどけさせて
はながかれてもおちても
きみのすべてがいとしい