うまれていらいのちえんえつ
ゆあたりのよう
かぜもみょうにまるい
きみとわかれたかえりみち
ひとりきりであるいた
ふきけされそうにかほそくても
へいきだぜとしんじうたがわなかった
あのでんちゅうからつぎのでんちゅうまで
きみのことをおもいだしていよう
てをふりながらつよくねんじてた
まだずっとそばにいたいて
きみはとうとうふりかえらなかった
ぼくにはちょうのうりょくがないから
かなわぬおもいはいつしか
かぜのようにきぎをゆらしてさった
やがてちきゅうをひとまわりして
ぼくのもとへかえった
あおすぎるそらずっとながめてた
からっぽのぼくににてるって
めをとじるとそこにきみのわらうすがた
ぼくにはそうぞうりょくはあるのに
ふみきりのむこうのきみを
でんしゃがさらって
のこされたこのまちを
すこしだけまきもどしたいけどぼくは
あおすぎるそらずっとながめてた
くびがつかれたらねそべって
なびくぐもがつむぐきみのわらうすがた
おもわずまためをとじてしまった
てをふりながらつよくねんじてた
まだずっとそばにいたいて
きみはとうとうふりかえらなかった
ぼくにはちょうのうりょくがないから
めをあけるとそこにきみのわらうすがた