とおくがみえないほどの
こうそうビルたち
そらがひくくいまにもおちてきそう
あのちをおもいだし ゆめにみたひびも
ねむれずになきむしだったひびも
いまではうすれゆく しんきろうのなか
とまらないまいにちに のみこまれないように
ふるさとをだいて
いま こどものようになかせて
あなたのむねのなかで ないたあのころのように
いつまでもかわらないものがあるのならば
きっとそれはあなたがくれた... ふるさと
おおきなこのせかいで
わたしもおとなにちかづいた
ゆるすこともたたかいなんだと
はじめて... しったよ
あなたもわたしもこころに ふるさとを
きっともちつづけるのだろう
がんばる」 そのことばのいみのおもさに
おしつぶされそうになりながら
ふるさとをだいて
いま こどものようになかせて
あなたのむねのなかで ないたあのころのように
いつまでもかわらないものがあるのならば
きっとそれはあなたがくれた... ふるさと
まようわたしのまえをてらす
ひかりのみちしるべ
たちどまるわたしのひとみをいやして
あのころのようにやさしく
みおくってくれるの
ふるさとをだいて
いま こどものようになかせて
あなたのむねのなかで ないたあのころのように
いつまでもかわらないものがあるのならば
きっとそれはあなたがくれた... ふるさと