ずっとねむっていられたら
このかなしみをわすれられる
そうねがいねむりについたよるもある
ふたりすごしたとおいひび
きおくのなかのひかりとかげ
いまもまだこころのめいろさまよう
あれははかないゆめ
そうあなたとみたうたかたのゆめ
たとえひゃくねんのねむりでさえ
いつかものがたりならおわってく
さいごのぺーじめくったら
ねむりひめめざめるわたしはいま
だれのたすけもかりず
たったひとりでも
あすへあるきだすために
あさのひかりがまぶしくてなみだあふれても
ひとみをあげたままで
どんないばらのみちだって
あなたとなればへいきだった
このてとてつないでずっとあるくなら
きづけばそばにいたひとは
はるかなもりへとさっていた
てをのばしなまえをなんどよんだって
わるいゆめならいい
そうねがってみたけど
たとえひゃくねんのちかいでさえ
それがすなのしろならくずれてく
さいごのきすをおもいでに
ねむりひめめざめるわたしはいま
とかいのもりのなかで
よるがあけたなら
みらいみつけるそのため
あおいひかりのむこうへとなみだはぬぐって
あのそらみあげながら
だれもあすにむかってうまれたよ
あさにきづいてめをあけ
きっとなみだをきぼうにかえてくために
ひとはあらたにうまれかわるから
ねむりひめめざめるわたしはいま
だれのたすけもいまはいらないから
ひとりでもあすへただ
あるきだすために
そうよるがあけたなら
みらいみつけるそのため
あおいひかりのむこうへとなみだはぬぐいさり
あのそらみあげて