くれなずむそらをおいかけて
きみとふたり てをつないでどこまでも
ひそやかにつげたことのはは
あさきゆめのなかでねむる
しゃらりすずのね こだましだ
とおりにはびくふえたいこ
まつりばやしにこころおどらせ
きみをさそってえんにちめぐり
ゆかたのすそをなびかせた
ちいさなきみのてをひいた
きみがつぶやく 「でぇとみたい」って
わざときこえぬふりをした
ああ なつのせいにして
いいわけならべてからまわり
ああ 「ゆかたにあうね」と
それさえいえなくて
くれなずむそらをおいかけて
きみとふたり てをつないでどこまでも
ひそやかにつげたことのはは
まつりばやしのおとにかくれて きえた
てきやでとったかみかざり
にあうかもね…」とわたしたら
だいじにする」って、「わすれないよ」って
かすれたこえでつげられた
ああ なつのせいにして
だきしめ「いくな」といえたなら
ああ おくびょうがすぎて
このてはうごかない
さよなら」といったよこがおを
いかないでとねがいこめやきつけた
ひそやかにつげたことのはは
よぞらのはなさくおとにかくれて
きらめくせつなにそめられて
おわらないでとねがったなつのひは
さりゆくひとのかげをのこし
たわむれのことのはは
かなわぬゆめのなかで しずかにねむる