きみがかなでるせんりつを
やさしくつむぐメロディを
もういちどきかせてほしいの
なんどもなんどもうかんではきえてくかけ
きみというをまぼろしさがしてしまふの
のばしたてのひらのさきに
つかめものはなにもなくて
むなしくすぎてくせつなのかぜ
よるもとばりがおりるこう
しずかにひとみをとじれば
まぶたのわくあふれるせぴあいろのメモリー
おいかけてもおいかけても
かなしみのめいろさまよって
ひとりきり(こどくも)ざんきょうが
ぼくをうめつくしてく
かなわないばしっていれば
くりかえしてしまうのはなぜ
ゆめのなか(きおくは)ざんぞうだ
まだやきついたままで
あかつきのそらにえがいた
ちいさなきぼうのかけらは
はかなくくだけずいてしまうの
おさなすびたひびはとおく
むねのおくをとがしてゆく
さよならさえいえずにたちどまたまま
とけいのはりもどせたなら
つながっていられたのかな
ともどなくながれてく
なみだのいろはあどく
おいかけてもおいかけても
かなしみのめいろさまよって
ひとりきり(こどくも)ざんきょうだ
ぼくをうめつくしてく
かなわないばしっていても
くりかえしてしまうのはなぜ
きみという(おいえんの)まぼろし
ぼくゆにはまぶしすぎて