レツグー
ぼくはいつもひとりぼっちで
ひとがわらうのにくかった
あめがふったどしゃぶりのあめ
まるでぼくのこころみたいで
あるひきみがぼくのめをみて
わらってみたら?」といってた
なぜかぼくはきみをみれない
おおきなかべがそこにあった
たのしかったひびなんてなかった
くるしいまいにちがつづいていた
まわりにはてきがたくさんいた
にげみちなんてどこにもなかった
きみがおおきなけんをわたした
そのけんでてきをたおしていた
いまならすべてにかてるきがした
ぼくはきみといっしょにかけだした
ラスとすてーじきみといっしょに
こえていくんだかなしいことも
わらいとばそうわすれてしまおう
うたをうたおうらるらるらりら
きみはわらったぼくもわらった
ふたりでいるとおもしろかった
もうめのまえにかべはなかった
きみといっしょのラスとすてーじ
きづいたときぼくたちはもう
とてもとおいところにきていた
めのまえにはとてもおおきなてきが
ぼくたちをまっていた
ぼくもきみもきづつきあって
たちあがるだけでくるしくて
まけたことがくやしくなって
ぼくはけんをほうりなげた
ぼくはだれにもまけたくなかった
ずっとたのしいままでいたかった
むかしみたいになりたくなかった
もっとつよいぼくになりたかった
まえよりずっとおおきなかべが
ぼくときみのめのまえにたってた
これをこわさなくちゃいけないって
ぼくのこころのなかにぶちこんだ
ラスとすてーじぶんがったら
すごくいたくてくやしくなった
どうやらこんなこうげきだけじゃ
おおきなかべはこわせないらしい
ぼくはちかったきみもちかった
このかべのさきいってみせると
なくのははやいぼくたちはまた
たちあがったラスとすてーじ
ぼくはなにもかわっちゃいなかった
つよくなったとおもいこんでいた
きみがいたからつよくなれたんだ
きみがいなけりゃぼくはよわいんだ
うしろをみたらおおきなてきが
わらいながらぼくのめをみていた
ぼくはほうりなげたけんをとって
おおきなてきにねらいをさだめた
たのしかったひびなんてなかった
くるしいまいにちがつづいていた
まわりにはてきがたくさんいた
にげみちなんてどこにもなかった
だからぼくはなにからもにげない
すべてうけとめていきていくんだ
たとえよわくてまけてばっかでも
にげてちゃなにもかわりゃしないんだ
ラスとすてーじあきらめないよ
ぼくはまだまだたたかえるんだ
けんがひかったぼくはさけぶんだ
てきをきったてきがたおれた
かべがくずれたひかりがみえた
きみがわらったぼくもわらった
もうめのまえにかべはなかった
これでさいごだラスとすてーじ