今日、死んでいくような
そんな感覚があった
ただ明日を待って
流る季節を見おろした
どうせならって思うよ
もう随分遠くに来た
何も知らないふりは終わりにしよう
確かめるように石畳を歩いた
うつむきながら行く 何も見えないように
君の旅した街を歩く
わけもないのに口を出てく
昨日まで僕は眠ってた
何も知らずにただ生きてたんだ
それだけなんだ
今日、生きてるような
そんな錯覚があった
妄想でもいいんだ
君がいてくれたらいいや
悲しいような歌ばかり書く
頬を伝え放浪者
本当は全部を知っているんだ
夏の終わりだった 流れる雲を呼んで
顔挙げながら行く 街は思い出の中
君の言葉を食べて動く
僕の口には何が見える
今でもこの目は眠ってる
何も見えずにただ君を見てる
彷徨うように
あの丘の前に君がいる
その向こうには何が見える
言葉ばかりが口を伝う
何も知らないまま生きてた
それだけなんだ
今でも、永遠