バラの香る唐紙に
今も静かに眠る

漆黒の心放ち
目覚め告げる調章

水晶の瞳が映すは
去りし日々の徒夢
凍気の肌に浮かぶは
胸を刻む聖魂

解き放て剣をかざせ
愚か者を葬れ
投げ捨ていのちの限り
死の報いを受けよ

はむかう者に裁きの血を
許しを壊ば快楽を

襲ぼる唇紡ぐのは
全てを滅ぼす沈め唄

贄の血は歩り
獅子を切り裂いて
神に背向きその身捧げようと
誓うならば
共に聖戦の地へ

たとえもし君が散りばめた陽炎に
絡み絶望の淵で逢えいでいるなら
そばにいよう
共に行く証に変えて