みちびかれたようなであい
めとめがあったしゅんかんに
いたずらにうんめいさえ
かえてしまいたい
ともだちのままで
おわれそうにないなつ

あつさがますせみのねと
まどぎわのならないふうりん
そんなきせつに
きみにであった

きたいはずれなばしょへと
かぜをおくるせんぷうき
あいたいんだよ
いまきみに

にっちもさっちもいかなくて
きみにでんわをかけたけど
さいごのいっぽふみこめないまま

みちびかれたようなであい
めとめがあったしゅんかんに
いたずらにうんめいさえ
かえてしまいたい
ともだちのままで
おわれたくないなつ

がようしみたいなあおいそらと
えのぐでかいたようなくも
そのちょっとしたで
きみをまつ

すこしおくれてついたきみは
あつそうにかおをしかめて
またせたねと
すぐにわらう

にっちもさっちもいかないのは
ふたりのかいわわかってる
すきだといわなきゃすすめないのは

なつのうみにあがるはなび
すべてをくつがえすように
ふいにきこえてきた[すき]
きみのくちから
ふたりのせかいが
いままじわりあった

みちびかれたようにであい
てとてがふれたしゅんかんに
いたずらにわらいあって
ふたりのせかいかさなった
ともだちのままで
おわれそうにないなつ