じゅうまんどのたいようをだきしめたとき
さばくになったぼくのあたまは
ふきぬけるかぜにひやさられるたびに
なみだのあめのすいてきがきらめいた
ゆびさきでふれるだけ
だれのむねもおとをたてずこなごなになるだろう
そのかけらがちらばってもあつめたりしないで
まんげつのむこうになにをみていたの
くだけたほしのうみ
じゅうまんどのたいおんでだきしめてくれた
あのこのことをたすけたいなら
ゆびさきでふれるだけ
きずあとをひらくただけ
なにもかもをてらしだしてこなごなになっても
かがやくためもやしたものわすれたりしないで
まんげつのむこうのやみをみていたの
くだけたほしのうみ
だれのむねもおとをたてずこなごなになるだろう
そのかけらがちらばってもあつめたりしないで
まんげつのむこうで
まんげつのむこうで
まんげつのむこうでかみをみていたの
くだけたほしのうみながれぼしのさいご