あけないよるのそらに
ひびきはじまったメロディ
つきのかけらふみつけ
かわいたからだがあるきだす
まぼろしをなぞるように
ながれつづけるメロディ
ぜつぼうがてをにぎり
やがていのちはもえつきる
うしなったものがなにか
それさえもおもいだせない
とぎれることなく
ときはきざんでる
しんぞうがふるえてるふるえてる
だれのいのりもとどかない
このめいきゅうのなかで
さまよいつづける
あけないよるのそこで
いきばをなくしたメロディ
くだけちったきおくに
きえないいたみがのこされた
うしなったままのこころは
もういどともどりはしない
とぎれることなく
ときはくりかえす
しんぞうがあばれてるあばれてる
だれのさけびもとどかない
このめいきゅうのなかで
わすれさられて
だれのいのりもとどかない
とわにつづくよるのなかで
くちはてるだけ