はいろのてんしがかえるばしょわからずに
そらとあすふぁるとのはざまでないてわらうせかい
ひとはだれもいきるほどに
なにかをなくしていく
そらえのぼるかいだんさえも
いつしか
なくしたつばさのかけらさがして
きょうもだれかのせなかをおった
ひとりだけではかかえきれない
かなしみをわかちあうため
くうはくのまちをただよう
こいをしてだれかをくるしいほどおもっても
なぜひとつになれないのだろう
みかんせいなからだ
くちびるからもれることば
かわすだけでいいのに
もとめすぎてこわしてしまう
いつでも
あらそい、きずつき、さけび、こわれて
それでもまだしんじつづける
つぎはぎでもことばつむいで
もどれないそらへとかなたでた
ななじゅうおくのいびつなめろでぃ
しろでもくろでもないぼくらは
つよさもよわさもすべてをうけてなおわらえる
はいろのてんし
なくしたつばさのかけらをさがして
きょうもだれかのせなかをおった
ひとりだけではかかえきれない
かなしみをわかちあうため
くうはくのまちをただよう
くだかれたこころとこころがおとをたて
きしむようにかなでるきれいでいびつなめろでぃ