ひさしぶりにあったあなた
てれかくしにかみをさわった
よみがえってくるおもいでが
あふれぬようにおとなぶって

となりであるくあたしにあなたは
まえをむきはなしかける
さりげないへんじよそおい
あたしもよそみをして

こえをきいてなきそうになるけど
なぜだかわからない
もうもどれないかなしみなのか
であえたよろこびなのか
きづかないようにきづかれないように

いそぐつもりはないのだけれど
いろんなことききたかった

きっとしらないことばかりだと
あなたのゆびわにとまどった
このままだってじゅうぶんじゃない
いいきかせるてに爪のあと

ゆうきをだしてわらってといかけた
いまのこといまのかのじょ
すごくすきだよとてれてかみをさわる
むかしのあなたをみた
きづかないようにきづかれないように

あのときむねにささるほどあじわった
きえないこうかい
ちゃんとのみこんでいきてきたはずよ
であってわかれたぶん
あたしだってまえをむいてゆける

きづかないようにきづかれないように