どこにいても
わかるんだ
そのそんざいを
かんじてる
むねのおくを
ふきぬけるみたいに
きみはぼくのかぜだ
たとえばろうかをあるいてて
そのかどをまがってくるけはい
すぐにさっちして
ドキドキするんだ
ほうかごのこのこうていの
どこにきみがいるとしたって
そっとめをとじれば
ときめきできづく
こいをするとはひとはだれでも
かなりびんかんになって
アンテナみたいに
キャッチしてしまうのかな
はなれてても
みえなくても
きみのことが
きになって
ひきよせたいと
ねがうきもちが
なにかをかえるのだろう
どこにいても
わかるんだ
そのそんざいを
かんじてる
むねのおくを
ふきぬけるみたいに
きみはぼくのかぜだ
たとえばせなかをむけてても
いまきみがそこをよこぎったと
なぜかはっきりと
みえてしまうんだ
まよなかじぶんのへやで
まどのそらをみあげるだけで
きみのいえのほうから
くうきがながれる
すきになるときっとだれもが
ちょっとふしぎなちからを
いつのあいだにか
てにいれてしまうらしい
だからきゅうに
ふあんになる
もしもあるひ
ぼくがもう
きみからのかぜ
かんじなくなったら
どうすればいいのだろう
いとしさが
きえたのか
ぼくのきもち
きょひされた
しずかすぎる
かんじょうのあいまは
まるでこいのなぎだ
はなれてても
みえなくても
きみのことが
きになって
ひきよせたいと
ねがうきもちが
なにかをかえるのだろう
どこにいても
わかるんだ
そのそんざいを
かんじてる
むねのおくを
ふきぬけるみたいに
きみはぼくのかぜだ