はかなくちるはなびらがまいおちて
なみだがこぼれおちて
きおくでほほえむきみがかすんできえていく
まだつめたくふきぬける
はるかぜに
からだふるわせながら
うすべにのかけらふらすさくらのはな
そのてのひらにひらりひらりと
ひとみとじるたび
うつりゆくきせつにきみはいたみだけをのこして
みなもでながれる
おわりへのじかんを
かなしくみつめてたよこがお
りょうてですくいとった
つきあかりにゆれるゆめと
ゆびさきながれおちるしずく
くちびるをかんで
ふみだしたきせつは
きみのおもかげまでうばっていく
みなもにうつった
じぶんのすがたさえ
わからないままどこへむかうのだろう
りょうてですくいとった
ひのひかりにゆれるゆめと
そのほほながれおちるしずく
あの日ゆめみたまばゆいけしきに
みわだしても
そのすがただけはみえないまま
こおりついたきずあと
はるにとけていく
さよならもうここにはいられない
きみのかたに
ひらりひらりと