まきもどす
さびたしかいを
うめつくしていくはなびら
ゆっくりとおちるつめたい
ひかりとこどくはだれの
だれとわけあうものでしょうか
しろくとぎれたしんえんへ
そのこころさしのべたてのひら
はてしないとげにさらされても
えらびとるいたみにうむぬくもり
わたしだけがしっている
まきあがる
きつくしめすぎたねじがこどくなあいを
あいをじわりとけずっていく
かれたやくそくだきしめて
そのこころふみこめないのなら
ざんこくなほどむくなわたしへと
えらびとるいたみもわけあてて
あなただけをしりたい
ひびわれたきおくをつなぐてで
まきもどす
いばらのせかいごと
とらわれたはりをすすませるまで
このめはまだとじない
あてのないしあわせのかたちに
もてあそばれそれでもなにをねがうの