あかねいろにそまるまちを
みおろすやねのうえ
ささやくうたごえは
とおいきおくをよびさます
どこまでも
かぞえきれないよるをこえて
かさなりあう
きみはどこかでひとりねむっているの
きょうも
うしなうことおそれ
ただあいをもとめていたひも
むすんでときあう
とうめいなきずなをしった
みちびいて
かかえきれないむねのいたみ
ちいさなてにあふれこぼれたときは
わたしをよんできっとそばにいるから
どんなにとおくても
はなれていくあかいそらを
みおくるようにきみがつぶやくことば
いつかゆめのはてでであうときは
まぶしいそらのいろをおしえてほしいの