さがしていたすきになるりゆうを
もっともらしいことばだとか
きづいたときいとがもつれあって
かたむすびがひどくなってた
ためらわないでいえたのなら
きみはもうなかないの
くものかたちつきぬけるおもいのしょうどうえがく
ただようまなつのかおりになんどもおもいだしてる
だれかふれたきせきだけ
ゆうだちのようにぽつりといろがしみだしていた
れんずごしにながめてたせかいは
たにんごとのようにうつり
なくしていたきもちをしったとき
ぼくらのじかんうごきだした
はかりにかけるこいのしつりょう
どうしたってつりあわない
そらのかたちやきつける
ぎんのむこうまで
ひざしのまぶしさおんどものこらずぜんぶほしい
だれかあるいたみちにだけつづいてくひかり
がらすにはんしゃしてふりそそぐ
こたえをだしたそのさきに
どんなみらいがつづいても
すきだといいたい
きみにすきといいたい
たしかにあったあのなつを
おさないきおくを
とじこめとおくうみへととばそう