といきおもわせるあまおとにつつまれて
ことばはむりょくときがついてる
つたわるのはひとつだけ
そう、さめたほほにてのひらでふれてかんじる
はかないぬくもりでふたりのすきまをうめて
こどうをひびかせてこのときをわかちあえるから
ひとみとじて
きみとあるくごごわけもなくふと思う
やがてこのひびはおわるのかも
よかんのこえきくよりも
そう、えみをかわしててのひらをかさねしんじる
ささやかなぬくもりでふたりのきずなつないで
いのちをかなでていとしさをもやして
このしゅんかんをそめて
なにもかもうつろうせかい
ときをとめたいとねがうゆめきえても
いまきみといきてくひとときは
ゆめじゃないから
はかないぬくもりがはるかにはなれたとしても
たましいふるえたしゅんかんのおもいよどしてあしたへ
なつかしいてのひらをわたしはわすれないから
きみへとたどりつきめぐりあう...かならず
くらやみさえもこえて