たよりなげにみえかくれていた
あしたにぱっとあかりがともる
キスもクライもりかいもごかいも
きみとのあいだのできごとならいい
やわらかさにつらぬかれてひとはかわれる
ぼくのそのかんかくがいつかなみだにおいこされるとしても
うれしかった、うれしかった
きみがわらってくれただけなのに
ぼくらはきっとそんないっしゅんのひかりでうまれかわれる
かぜにゆれるはなのように
きみがわらったそのすきにぼくは
いつもおもう、いつもおもう
いつもいえないけどありがとうって
そとがわにさくそのげんしょうはきおくのふちまでてらしていった
うちがわにまうこきょうのゆうひがこどもたちのほほをあかくそめた
こんなにもなくしたくないにちじょうをぼくはここで
たしかにいきているんだまよわずにそういえるいまなら
せせらぎにもあまおとにも
しなやかなりずむをかんじられる
こわばっていたときのながれ
そのものがはしりだすようで
あえないひもあらがわずに
かそくするせかいのはしとはしで
きみはぼくに、ぼくはきみに
かたおもいをしていられますように
こうちょくしたせかいをぬけてたら
べつりもあいぞうもしょうしつもせんぼうもあるんだろう
それをひきかえにしても
うれしかった、うれしかった
きみがわらってくれただけなのに
ぼくらはきっとそんないっしゅんのひかりでうまれかわれる
おいかけても、おいかけても
おいつけぬひをあしたとよぶなら
いのちがもつはかなさをただぶつけあっていまをかがやかせよう
そしてもういちどだけいわせてほしい
いつもいえないけどありがとうって