まぶしさ それはせきをゆずった
しょうねんのほこらしげなかお
ちぎったぱんの大きいかたを
おとうとにわたすしょうじょのあのえがお
なかなかりそうにおいつけなくて
まだまだあいまでとどかなくて
だけどこのせかいはくさってると
しらけていすにすわり
なにもせんやつにはなりたくない
ぼくはえらいひとじゃないけれど
ぼくはすごいひとじゃないけれど
きみといっしょにうたをうたうだけで
つよくなれるきがするんだよ
こころはときにつごうがよくて
いまをまわりのせいにできる
してあげたことわすれずにいて
してもらったことはわすれるのだから
なやみごとにばかりめをくばって
いるうちによるがふくらんでゆく
ゆめやきぼうにうらぎられてきたと
しらけていすにすわり
なにもせんやっことはぼくのことだ
ついついぼくたちはかなしみを
あいしてしまういきものだから
ほがらかさこそすべてのひかりだと
しんじてこえをかけあおう
かみさまっていうゆめ、まぼろし、てんじょう
はつこいっていうかがやかしいざれごと
じんせいっていうなぞ、めいきゅう、げんしょう
もしもたったひとつだけめいかくなこたえが
あるとするのなら
きみとぼくがあいとあいでしか
おたがいをまもれぬことをしり
よわくちいさなひととひとであれたなら
ずっとなかよしでいられる
きみといっしょにうたをうたうだけで
つよくなれるきがしたから