かるくふれたゆびのさきだけでほら
いともたやすくからはくだけてしまう
しんじつをたしかめようとも
おろかさをだきしめようとも
ぼくたちがやさしくどこかで
くちひらいてしまうそのひはこよう
そとはひどいあらし
まきあがるほうぶつせん
ふりつもったかなしみのはしにかたよったよろこびを
とりもどすてんとせん
かさねあったてとてだろう
そうだろう
かぞくするなにもかも
かすんでいくなにもかも
みらいすらふみつけてえいえんをてにいれようでも
いのちのこどうぼくらを
みたすおとがもう
きこえているんだろう
ふりつもったかなしみのはしにかたよったよろこびを
とりもどすてんとせん
かさねあったてとて
わかちあったそのさきのまちにひろがったけしきをみよう
きみとやっとあえたって
かさねあったてとてだろう
そうだろう
そうだろう
やっとあえたよ
やっとあえたよ